器(うつわ)・お皿(おさら)・プレートのちがい

〜お寿司屋(すしや)さんで気(き)づいた日本語(にほんご)〜

日本語学習者(がくしゅうしゃ)も日本人(にほんじん)も迷(まよ)う
言葉(ことば)えらびの話(はなし)

最近(さいきん)、富山県(とやまけん)のお寿司屋(すしや)さんに行(い)きました。
そこで、とてもきれいなお寿司(すし)が出(で)てきました。

お寿司は、富山県(とやまけん)の形(かたち)をしたガラスのお皿 (さら)にのっていました。
表面(ひょうめん)はツルツルしていて、少(すこ)し高(たか)さもあります。
「これは、何(なん)て言(い)うんだろう?」
そう思(おも)ったのが、この話(はなし)のはじまりです。

I went to a sushi restaurant in Toyama Prefecture.
The sushi was served on a beautiful, uniquely shaped plate.
At that moment, I wondered, “What should I call this in Japanese?”n Japanese?

器(うつわ)の意味|Meaning of うつわ

「器(うつわ)」は、物(もの)を入(い)れるための物です。
とても広(ひろ)い意味(いみ)の言葉(ことば)です。

たとえば、

  • ごはん茶碗(ちゃわん)
  • お椀(わん)
  • スープのカップ

これらは、全部(ぜんぶ)「器(うつわ)」です。

Utsuwa means a container or vessel.
It focuses on the function: holding something.

お皿(おさら)の意味|Meaning of お皿

「お皿(おさら)」は、平(たい)らな器です。
食(た)べ物(もの)をのせるために使(つか)います。

家(いえ)でも、レストランでも、
一番(いちばん)よく使(つか)う言葉です。

Osara is the most common word for “plate” in Japanese.
It’s neutral and used in everyday life.


プレートって何?|What is プレート?

「プレート」は、英語(えいご)の plate から来(き)た言葉です。
カタカナ語(がいらいご)です。

プレートは、

  • レストラン
  • カフェ
  • おしゃれな料理

で、よく使(つか)われます。
**デザインや見(み)せ方(かた)**を大切(たいせつ)にするときに使われます。

“Plate” in Japanese often sounds stylish or modern.
It’s about presentation, not only function.


つかいかたを比(くら)べる|How to Use

  • 器(うつわ)
    → 入(い)れる物(もの)
    (ごはん、スープ)
  • お皿(おさら)
    → のせる物
    (おかず、料理)
  • プレート
    → 見(み)せる・デザイン
    (レストラン料理)

Each word focuses on something different:
function, shape, or presentation.


よくあるまちがい|Common Mistakes

日本語学習者(がくしゅうしゃ)は、
「全部(ぜんぶ)お皿でいい」と思(おも)うことがあります。

また、
「プレート=お皿」と、
英語(えいご)と同(おな)じ意味だと思ってしまうこともあります。

でも、日本語では
場面(ばめん)や気持(きも)ちも大切(たいせつ)です。

Learners often think all plates are the same.
But Japanese words change depending on context and feeling.


私(わたし)の失敗談(しっぱいだん)

〜なぜ「器」と言(い)ってしまったのか〜

このとき、私(わたし)は
「これは器(うつわ)だ」と思(おも)って、
そのまま言(い)ってしまいました。

海外(かいがい)に長(なが)く住(す)んでいるせいか、
「プレート」という言葉(ことば)が、すぐに出(で)てきませんでした。

あとから考(かんが)えると、
このお皿(さら)は「器」でも「お皿」でもなく、
「プレート」と言(い)うのが一番(いちばん)分(わ)かりやすかったと思います。

日本人(にほんじん)でも、
日本語(にほんご)の言葉選(ことばえら)びに
迷(まよ)うことがあります。

Even native Japanese speakers hesitate sometimes.
Language is not just about correctness, but about choosing the best word for the moment.

れんしゅうしてみよう|Practice

つぎの場面(ばめん)で、
器・お皿・プレートの中(なか)から
いちばん合(あ)う言葉をえらびましょう。

※ 正(ただ)しい答(こた)えは一つではありません。

問題①

レストランで、デザインがきれいな料理(りょうり)が出(で)てきました。

👉(   )にのっています。

問題②

家(いえ)で、ごはんとおかずを食(た)べます。

👉 ごはんは(   )に入(はい)っています。

問題③

カフェで、料理(りょうり)を見(み)せることを大切(たいせつ)にしています。

👉 この料理(りょうり)は(   )で出(で)てきました。

English (Instructions)

Choose the best word: utsuwa, osara, or plate.
There is more than one possible answer.


答えの例(Answer Examples)

① プレート/お皿
→ 見せ方を大切にするなら「プレート」

② 器
→ 入れる物なので「器」

③ プレート
→ デザインやおしゃれな感じ

👉
大切なのは、場面(ばめん)と気持ち(きもち)です。

まとめ|Summary

器(うつわ)・お皿(おさら)・プレートは、
全部(ぜんぶ)まちがいではありません。

日本語(にほんご)は、
意味(いみ)だけでなく、
場面(ばめん)・形(かたち)・気持(きも)ち
言葉をえらびます。

日本人(にほんじん)でも、
とっさに言葉(ことば)が出(で)てこないことがあります。

だから、
まちがえても大丈夫(だいじょうぶ)です。
考(かんが)えることが、日本語の力(ちから)になります。

Japanese words are chosen by context and feeling, not only meaning.
Even native speakers hesitate sometimes.
Making mistakes is part of learning.

次回(じかい) |Next Post

つぎの きじでは、
「コップ・グラス・マグ」の ちがいを しょうかいします。
まいにちの せいかつで よく つかう ことばを、
やさしい にほんごで かんがえます。

In the next post, we will learn the difference between “cup,” “glass,” and “mug.”
These are words we use in everyday life.

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